リーマン、蝉になることなかれ。「80%」で完走すべし
蝉になることなかれ
サラリーマン人生を完走するためのコツ。
それは、常に“80%の出力”で仕事をすることです。
平常時から全力投球、常に100%で働く──いかにも真面目で素晴らしい姿勢のようですが、実はそれ、いろいろなものを失う原因になるかもしれません。
なぜ「80%」なのか?
会社人生には、ときどき「ここが踏ん張りどころ!」という山場がやってきます。
- 年に数回の数日間にわたるピーク案件
- 数年に一度あるかないかの修羅場
- もしかしたら10年に1回くらい、数ヶ月に及ぶ壮絶なデスマーチ
そのとき、周囲の人があなたに求めるのは、「いつもの仕事の2割増し」くらいのパワーかもしれません。
でも、もしあなたが常に100%で働いていたら──そこから2割増すと120%。
120%は命を刈り取るパーセンテージ
自然界で120%の出力を出し切って生きる生き物──そう、蝉。
土の中で7年過ごし、ようやく羽化して地上に出てきたと思ったら、たった1週間、全力で鳴き続けて昇天します。
これが、生き物の限界を超えた稼働です。
仕事を振る側の人は「ちょっと無理して頑張ってくれるとありがたいな」と思ってはいても、「死ぬ気でやれ!」とは言ってないはず。
寝覚め悪いし、ふつうに怖いですし。
常に80%は、周囲には“全力”に見える
じゃあ、普段から80%くらいで働いていたらどうなるか。
見た目には100%とあまり変わりません。
でも自分の中では2割分の余力があるので、「ここぞ」というときにその力を出せる。
2割増しで働いても96%。
たしかに疲れるけれど、命までは削られない。
そしてその繁忙期が終われば、また80%に戻す。
そんな働き方を続けていれば、きっと言われるはずです。
無理させちゃったね。でも本当にありがとう。
名言もあるで
昔の人はこう言いました。
- 生きてこそ浮かぶ瀬もあれ
- 無事これ名馬
- 命あっての物種
全部、「まずは生き残れ」ってことです。
終わりに:80%って、実は難しい
常に8割で働くというのは、言うほど簡単なことではありません。
つい頑張りすぎてしまうときもあるし、周囲のペースに合わせすぎると消耗することもあります。
でも、「余力を残しておく」という意識をもつだけで、会社人生の見え方は変わってきます。
蝉にはならない。羽化して即終了じゃ、もったいないです。
ずっと地上で生きていくために、今日も80%でいきましょう。


