特売のミニバラの苗を素焼きの鉢で育てる vol.1
駅前の花屋で出会ったミニバラ
駅前の花屋の隅に、小さなミニバラがぽつんと置かれていました。
咲いている花は2つだけ。どちらも盛りを過ぎていて、風が吹けば散ってしまいそうな様子でした。
手に取ってみると、ごく小さな育苗ポットに入っていて、土も少なめ。
値札には「350円・特売品」。
立派な花々の並ぶ横で、ひっそりと所在なさげに見えました。
あまり状態が良いとは言えなかったけれど、なんとなく気になって、「うちに来るかい?」と声をかけるような気持ちで連れて帰りました。

素焼きの鉢に植え替えて
今年からバラを育て始めたばかりで、まだ何もわかっていない初心者だし、広い庭があるわけでもありません。
ただ、あのまま店頭に置かれ続けるよりは、少しは落ち着ける場所になるかもしれないと思ったのです。
帰ってからは、咲いていた花を摘み取り、素焼きの鉢に植え替えました。
ポットからそっと抜いて、根を崩さないようにして、新しい土を少し足しました。
鉢そのものは以前に使っていたもので、派手さはないけれど、そこそこしっかりしています。
置いたのは、駐車場の角のコンクリートの上。
日当たりはほどほど、風通しはある。真夏にはちょっと暑くなりすぎるかもしれないけれど、ここで様子を見ることにしました。

どうなるかは、これから
おそらく挿し木苗。
品種名もついていなかったし、寒さにどれくらい耐えられるかもわかりません。
それでも、せっかくうちに来たんだから、できる範囲で見守っていこうと思います。
あとはその子の生命力にまかせて。
少しでも根付いて来年に一輪でも咲いてくれたら、それで十分。
補足
ミニバラとは?
ミニバラは、バラの中でも特に小型の品種で、鉢植えやベランダガーデニングに適しています。花や葉、株全体がコンパクトに育つため、室内や狭いスペースでも楽しむことができます。見た目は本格的なバラと変わらない華やかさがあり、初心者にも人気です。
育苗ポットとは?
育苗ポットは、植物の種や挿し木などを育てるための小さな容器です。主にビニールやプラスチック製で、根が張りやすいように通気性や排水性が工夫されています。園芸店などで販売されている苗は、このポットに植えられていることが多いです。
挿し木苗とは?
挿し木苗は、親株の枝や茎の一部を切り取って土に挿し、新たな根を出させて育てた苗のことです。種から育てるよりも成長が早く、親株と同じ性質を持つ植物が得られるのが特徴です。バラなどの植物では一般的な増やし方のひとつです。


