今年も、梅仕事(手作り梅酒)の季節がやってきた

果実酒用の瓶を見ると、なんだかそわそわ

果実酒用のガラス瓶と、ホワイトリカーの紙パック。
スーパーに並んでいるそれらを目にすると、ワクワクするような、そわそわするような…
言葉にしにくい感情が湧いてくる。

「あぁ、梅仕事の季節が来たなぁ」と本能が語りかけてくるような感覚。

近所の業務スーパーでは、青梅の袋が山積みになっていた。値段も手頃。
多少の傷があるのはご愛嬌、むしろ家庭用らしくて安心感がある。

梅酒の作り方(基本)

  • 青梅:約1kg
  • 氷砂糖:約500g~800g(お好みで)
  • ホワイトリカー:1.8L

よく洗ってヘタを取った青梅を瓶に入れ、氷砂糖とホワイトリカーを注ぐだけ。 直射日光を避けて保存し、3ヶ月くらいから飲めるようになる。

今年は、ちょっとだけ冒険してみよう

今年は久しぶりに1本だけ仕込んでみようと思う。

ホワイトリカーではなく、ブランデーを使って。
甘味は氷砂糖ではなく、黒糖にしてみたい。
ちょっとコクのある、大人っぽい味を目指して。

コロナ禍前までは、毎年のように何本も梅酒を漬けていた。
リカーの種類を変えたり、果物を変えてみたり。
あの時は夢中になっていて、床下収納にはまだ沢山残っているはず。

思い出しながら、ゆっくり味わう

ここ数年は、コロナだったり、仕事が忙しかったりで、すっかりご無沙汰だった梅仕事。
でも、今年はふとしたきっかけで、またやってみようという気になった。

10年前に漬けた梅酒を1本取り出して、今年新しく作るものと飲み比べてみよう。
昔の自分が作った味を、今の自分がどう感じるか。
きっと、その頃の暮らしや気持ちまで、一緒に思い出される気がする。

ちょっと気の利いたタイムカプセルだ。飲みすぎるとホンワカするタイプの。

そんな、季節の手仕事もまた、悪くない。

補足

梅仕事とは?

梅仕事(うめしごと)とは、初夏に出回る青梅を使って、梅干し・梅酒・梅シロップなどを仕込む家庭の保存食づくりのことです。季節の風物詩として、古くから日本の家庭で親しまれてきました。洗う、拭く、漬ける、といった手仕事の工程は手間もありますが、その分仕上がったときの喜びもひとしおです。年に一度の「丁寧な暮らし」を体感できる機会とも言えるでしょう。

ホワイトリカーとは?

ホワイトリカーは、梅酒などの果実酒づくりに用いられる無味無臭のアルコールです。アルコール度数は35%前後で、果実の風味や香りをしっかり引き出しながら、発酵や腐敗を防いでくれます。クセがないため梅や果実そのものの味を活かせるのが特徴です。スーパーなどで手軽に手に入るため、家庭での梅酒づくりには定番の存在です。

タイムカプセルとは?

タイムカプセルとは、未来に向けて何かを残しておくという意味で使われる言葉です。梅酒や梅シロップなどを瓶に詰めて保存しておく行為が、「未来の自分への贈り物」としてこの言葉に重ねられることがあります。仕込んだ瞬間から熟成が始まり、数ヶ月、数年後にふたを開けるときのワクワク感も、まさにタイムカプセルのような体験です。

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