お米高騰時代の代替案?「ごはん以外の選択肢」を商魂POPが提案

無理して米を食べる必要はないけれど

備蓄米も商品棚に並びはじめ、少し落ち着いたかに見えるお米の価格。とはいえ、大幅に安くなったわけでもなく、5キロで4000円台という高値が続いています。炊飯のたびに「これは高級品なのだ」と思ってしまう、そんな日々。

そんななか、近所のスーパーでこんなPOPに出会いました。

『お米』高騰中につき
ごはんの代替におすすめです

POPを彩っていたのは、パン、お好み焼き、うどん、パスタ、そしてチャーハン……って、それはもうお米ですやん。

冷凍食品の売り場担当さん、商魂逞しいですな!

お米5kgが税込4000円だった場合、1合(約150g)は約66円。炊き上がるとお茶碗にして約1.5杯分になります。お茶碗1杯あたりのコストはおよそ44円ほど。これに味噌汁や納豆を加えても、一食あたり100円台に抑えることができそうです。単価や満足度、栄養バランスを考えると「米」はまだまだコスパの良い主食といえそう?

誰も「米を食え」とは言っていない

POPをみて。まぁ確かに、無理して米を食べる必要なんてないのかもしれません。誰かに強要されているわけでもないし、主食は自由に選べる時代。たまには麺類を食べたくなるし、パスタなんて適当に作ってもちゃんと美味い。別皿のオカズを用意する必要もないから、その手軽さはとても魅力的です。

値段だけを比べても、特売の焼きそばや乾麺のうどんは、ごはんと同じかそれ以下のコストで済んでしまうことも多い。節約的にも、選択肢として成立しているのは間違いありません。

けれど、やっぱりごはんが恋しくなる

でも、なんでしょうね。ずーっと米を食べない生活は、なんだか物足りないというか、寂しくなりそうなんです。パスタやパンにはない、あの「ごはんの香り」と「白い湯気」。梅干しや漬物、味噌汁との相性。炊き立てのごはんが食卓にあるだけで、なぜか安心するあの感じ。

身体が欲しているというより、心が欲しがっているのかもしれません。自分がどれだけ米に育てられてきたのか、改めて思い知らされます。

選べることはありがたいけれど

もちろん、選べること自体はありがたいことです。米が高ければ、パンや麺にしてもいいし、日によって変えてもいい。でも「ごはんに戻れる」という選択肢を持っていたい。

POPの「おすすめ」に素直にうなずきつつも、やっぱり心のどこかでは「また明日はごはんが食べたいな」と思ってしまう。それはきっと、日本人としての食の記憶みたいなものが染みついているからなのでしょう。

補足

POPとは?

POP(ポップ)とは、「Point of Purchase advertising」の略で、店頭の売り場に設置される販促ツールのことです。商品近くに掲示され、消費者に商品の魅力や特長を伝えて購買を促す役割があります。スーパーやコンビニでは定番の存在で、価格やおすすめポイントが手書き風で書かれていることもあります。

パンとは?

パンは、小麦粉や酵母、水を主な材料として発酵・焼成して作られる食品で、日本では朝食や軽食に定番の主食です。惣菜パンや菓子パン、トーストなど種類も豊富で、ごはんの代わりとして食べられることもあります。

お好み焼きとは?

お好み焼きは、小麦粉にキャベツや肉、魚介などの具材を混ぜて鉄板で焼き、ソースやマヨネーズで味付けする日本の代表的な粉もの料理です。関西風と広島風のスタイルがあり、手軽ながら満足感のある一品です。

うどんとは?

うどんは、小麦粉と水、塩をこねて作る日本の伝統的な麺料理です。コシのある食感が特徴で、温かい汁うどんから冷たいうどん、焼うどんまでバリエーションも多彩。地域によって麺の太さや出汁が異なるのも魅力です。

パスタとは?

パスタは、小麦粉(主にデュラムセモリナ粉)を原料としたイタリア発祥の麺類で、スパゲッティやペンネ、マカロニなど多くの種類があります。ソースとの組み合わせで無限のバリエーションが生まれ、洋食の主食として親しまれています。

主食とは?

主食とは、日常の食事において中心となるエネルギー源となる食品のことです。日本では白米が代表的ですが、パンや麺類なども広く食べられています。栄養バランスや嗜好に応じて主食を選ぶことが、食生活の多様性を支えています。

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